1日の行動を書き出して行動を振り返る

私は山口県山口市出身で中学時代ギターに出会いギターにのめり込みました。
ところが高校二年生の時に腱鞘炎になり、ギタリストの道を断念。
他に熱中できるものがなく半ば自暴自棄となり大阪へと家出しました。
大阪ではアルバイとをしてなんとか食いつなぎ、知人の家に転がり込んだり路上で寝たりするありさま。
どん底の生活を半年近く続けるうちに「人生をリセットしたい」と考えるようになりました。
将来のことを考えても明るい材料はゼロ。
自分の人生は八方塞がりでこの先楽しことは何一つないような気がしていました。

そんな時私を引き戻してくれたのが、一日の行動を書き出して行動を振り返ることでした。

大阪時代、お金も住む場所もなく、他にすることもないので自分の考えを整理しようと毎晩一日起こったことを箇条書きで紙に書き出しては自分と対話するようになったのです。
「どうして自分はこのような生活をしているのか」
「いま自分が本当にやりたいことはなんなのか」
それまで感性と直感に頼って生きてきたので自分の内面について深く考えたことがありませんでした。
しかし、毎日書き出しているうちに、心の奥で「世の中を変える仕事がしたい」、「自分のような人間が救われるように教育の仕組みを変えたい」と考えている自分と出会いました。
私は自分のことを空っぽで中身のない人間だと思っていましたがよく掘り下げてみるとそこには熱い思いをたぎらせて、前へ進もうと必死にもがいている自分がいたのです。

 

目標が見つかった私は山口に戻り、大学に行こうと決意して受験勉強を始めました。
世の中を良くするためには公務員になることが近道でまずそのためにはいい大学に入らないといけないからと考えたからです。残念ながら受験は失敗しましたが目標に向かって努力した時間はかつてないくらい充実したものでした。

 

私はもやもやと悩んでいる自分が大嫌いでした。
しかし一旦方向性が見つかるともやもやとしたものがエネルギーとなって前進する時の原動力となります。
私は自分の日々、紙に書き出す行為を通してそのエネルギーが向かう先を知っていたのです。

 

一日七分。書くだけで自分が変わる。

紙に書いて振り返る習慣は、山口に帰った後も続けていました。
当初は自分の人生と向き合うためにやっていましたが働くようになってからは仕事についても振り返るようになりました。
紙に書いて振り返るのに使う時間は七分間です。
毎日七分間の振り返りの効果は抜群でした。

 

アパレルチェーン店に勤務していた頃は、売り方に工夫を重ねて全国トップ10の売り上げに
その後リフォーム関係のベンチャーで営業を始め、そこでは飛び込み営業の先の八割の不動産屋から工事を受注しました。
どちらも始めた当初は素人同然でいい成績を残せませんでしたが、一日七分間書くことを続けることによって接客や営業がグングン上手くなり勝手に売り上げがついてくるようになりました。

 

人生の歯車がうまく回り始めた頃から私はある疑問を抱いていました。
家出少年で、高卒の自分でもトップセールスになれるのに、なぜ他の人は毎日、自分の思いを紙に書かないのか。
もしかすると自分がうまくいったのは偶然にすぎず、他の人が一日七分間紙に書いても上手くいかないのだろうか。

 

答えを知りたくなった私は地元山口で日本初の「日報コンサルタント」として独立をしました。
日報では、第三者への報告を想定して、自分の行動を毎日、紙に書き出します。
その指導を通して、毎日の振り返りが人を成長させることを証明できるのではないかと考えたのです。

「書くだけで御社の売り上げが伸びますよ」

最初はそういっても全く相手にされませんでした。

それでも、日々書くことの重要性を訴え続けていたら、興味を示してくれるお客様が増え始めました。
その成果はすぐに表れ、初期のクライアント40人中成果をあげ業績が伸びて年収が1000万以上になった人は20人にのぼりました。

 

「やりたいことが見つからず焦っている人」

「忙しくて自分の足許を見る余裕がない人」

「解決策がわからずに現状を打破できない人」

「何かと自分に言い訳して行動しない人」

 

このうち一つでも当てはまる人は毎日一日の行動を書き出して振り返るだけで人生が変わるはずです。

これから日報を書いて、夢や目標を叶える仲間がたくさん増えることを願っております。